FC太陽フリーダムス　相談役　今吉 豊

【FC太陽フリーダムス】 は1992年4月に全国に先駆けて《日本初の障害者サッカークラブ》 として大分県別府市で誕生しました。
1985年（昭和60年）、機能訓練の一環としてサッカーを取り入れて始めたのが創部のきっかけで、そこまで遡ると37年もの長い間障害者サッカーに携わっている事になります 
（詳細については、HP内の 『活動状況』 をご覧ください）

今では当たり前のように障害者も一般の大会等に参加できるようになりましたが、30数年前の社会では受け入れてもらえることがなく「障害者と対戦して怪我でもしたら」 というような内容のお断りで、参加できる大会は全くありませんでした。
そこで、私達が参加できる大会がないのであれば自分たちで大会を開催しようという事で、 『SUN-CUPインドア大会』 を開催する事になりました。
また、一般のチームを交えて開催した 『SUN-CUPインドア大会』 の実績でそれ以降は県内での大会参加を認めて頂ける様になりました。

我々は、これまでに大変多くの方々からの支援・協力・サポートを受けて来ました。
その中でも大分県及び別府市サッカー協会の方には早い時期より私達の活動に理解を示していただき特にシニアや女子サッカーの方とは活動当初以来、現在も共に協力し合ってサッカーを楽しんでいます。
このようにたくさんの方々の理解の下、今日まで活動を続ける事が出来とても感謝しています。

我々は、チーム創部当初より 『年齢・性別・障害の有無を問わず、お互いの個性を認め合い活動していく』 と言うモットーを掲げています。
今では誰もが知っているこの 【ノーマライゼーション】 の考え方をいち早く取り入れた活動を今後も行い続けて【より普通で、あたりまえの世の中】 となる様に努力していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

①②＝活動当初は資金もなかったので、大分国際車いすマラソンで使用したウエアーを再利用

③④＝初めて自費にて作成したオレンジユニホーム

⑤⑥＝大分トリニータ様より 『同じ大分のチームとして共に頑張りましょう』 とレプリカユニホームを贈呈して頂きました

⑦⑧＝トリニータ　ホーム用レプリカユニホーム　ブルー

⑨⑩＝トリニータ　ビジター用レプリカユニホーム　ホワイト

⑪⑫＝現在使用中のユニホーム